フェリス女学院中学校03年第3問(解答・解説)
まず問題文を整理しましょう。
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1個あたりの利益と個数(午前中)
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1個あたりの損失と個数(午後)
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もも
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75×4/10=30円 □個
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75−100/2=25円 40個
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りんご
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80×25/100=20円 ○個
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80−100/2=30円 60個
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25×4=100を利用して、すばやく計算しよう!
25×4=100に習熟している人は、25%ですぐに1/4と出せるでしょう。
午前中で稼いだもうけ(利益)を午後で食いつぶしている状態ですね。
午前中の利益は
3800+(25×40+30×60)←最終的な利益+午後に食いつぶした利益(午後の損失)
=3800+1000+1800
=6600円
となります。
結局、「1個あたり30円もうかるももと20円もうかるりんごが合計250個あります。全部売ると、もうけは6600円になりました。それぞれ何個ずつありましたか。」という問題を解けばいいだけですね。典型的なつるかめ算の問題です。
つるかめ算の解法にはいろいろあります(三田学園中学校1997年算数第2問の解答・解説を参照)が、ここでは、式だけで解いていきます。
午前中に売れたももの個数(□個)は
(6600−20×250)÷(30−20)
=160個
午前中に売れたりんごの個数(○個)は
250−160=90個
となります。したがって、ももとりんごの仕入れ個数は、それぞれ
160+40=200個
90+60=150個
となります。