フェリス女学院中学校04年第2問(解答・解説)
@より
E<D・・・(*) ←分子が同じなので、分数が小さくなるのは、分母が大きいときですね(分母が大きいほうが分子を細かく分けることになり、分数は小さくなりますね)。
(*)とAより
A<C・・・(☆) ←分子を細かく分けたほう(分母が大きいほう)が大きくなるのは、分子が大きいときしか考えられませんね。
(*)とBより
C<B・・・(★) ←E<Dなのに、E+B>D+C(EとDのそれぞれに何かを加えると大小が逆転)となるためには、小さいほうに加えた数(B)が大きいほうに加えた数(C)より大きくなる必要がありますね。
(1)
(☆)と(★)より
A<C<B・・・(○)
となります。
したがって、答えはA、C、Bとなります。
(2)
Cの分子を比べると、A<Bだから、
B+C>A+C
となります。
にもかかわらず、(B+C)/(A+E)<(A+C)/(D+E)となるから、
A+E>D+E ←分子が大きい方が、何かで割ったときに小さくなるためには、より細かく分ける(分母が大きくなる)必要がありますね。
つまり
A>D・・・(●)
となります。
(●)、(○)、(*)より、
E<D<A<C<B
となります。
したがって、答えはE、D、A、C、Bとなります。