フェリス女学院中学校12年第5問(解答・解説)


約束記号の問題だから、ルールをしっかり把握することが大切です。
問題文の例からわかるように、最も接近した約数のペア(同じ場合を含みます)の差を求めなさいということですね。
(1)
61は素数だから、約数のペアは61と1だけですね。
したがって、<<61>>=61−1=60となります。
180の約数をペアで書き出していけば、最も接近した約数のペアが15と18とわかるから、<<180>>=18−15=3となります。
(2)
差が6となる約数のペアを書き出して、調べつくします。
  1と7 → 1×7=7で素数だから、〇
  2と8 → 2×8=16=4×4だから、×
  3と9 → 3×9=27=27×1だから、〇
  4と10 → 4×10=40=5×8だから、×
  5と11 → 5×11=55=55×1だから、〇
したがって、答えは7、27、55となります。
(3)
連続2整数の積で表されるものだけが条件を満たしますね。 ←連続2整数の積で表される数は平方数ではありませんね。
 1×2、2×3,3×4、4×5、・・・、30×31、31×32 ←平方数で見当をつけました。32×32(2の10乗)=1024だから、32×33>1000は明らかで、31×32=1024−32<1000ですね。
したがって、Aとして考えられるものは、1、2、3、4、・・・、31の31個あります。



中学受験・算数の森TOPページへ