フェリス女学院中学校21年第5問(解答・解説)
[〇,△]
=〇×△ー△ー〇×△+〇 ←「たしすぎたら、ひく!ひきすぎたら、たす!」なお、面積図を思い浮かべてもよいでしょう。
=〇−△
(1)
<8>=[7,1]+[6,2]+[5,3]=7−1+6−2+5−3=12
(2)
<2021>
=2020−1
+2019−2
+2018−3
・・・・・・・
+1011−1010
=(1+2+・・・+2020)−(1+2+・・・+1010×2 ←「たしすぎたら、ひく!ひきすぎたら、たす!」
=(1+2020)×2020×1/2−(1+1010)×1010×1/2×2 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=2021×1010−1011×1010
=1010×1010
=1020100
(3)
(2)の1010×1010と289=17×17を見ればすぐに平方数が問題となっていることがわかりますね。
(1)の<8>が平方数になっていないことを考慮して、奇数だけをチェックしていきます。
<3>=2−1=1=1×1
<5>=4−1+3−2=4=2×2
<7>=6−1+5−2+4−3=9=3×3
数の対応関係をよく観察すると、〇×〇=<〇×2+1>となっていることがわかりますね。
289=17×17だから、キに入る数は17×2+1=35となります。
(4)
2450は平方数ではないので、クに入る数は偶数と考えられますね。
<〇>は〇に入る数が大きくなるほど大きくなるから、クに入る数を連続する2つの奇数で挟んで考えます。 ←上限チェック!下限チェック!
2450あたりの平方数として50×50=2500がすぐに思いつきますね。2450は、49×49=2500−(49+50)より大きく、50×50より小さいですね。
49×2+1=99、50×2+1=101だから、クに入る数は100となります。