フェリス女学院中学校96年第3問(解答・解説)


問題文にぐちゃぐちゃ書いてありますが、結局は、単なる旅人算(出会い)になります。
問題文の整理のため、進行グラフ(ダイアグラム)を描いてみましょう。

フェリス女学院中学校1996年算数第3問(解答・解説)の図

よし子さんが忘れ物に気づいたのは、A町から
  48×15(m) ・・・@
の地点です。
この距離を分速100mで戻るのに
  720/100=7.2分 ・・・A
かかります。
この間に、みち子さん(分速40m)は
  40×7.2m ・・・B
進んでいるので、よし子さん(分速60m)とみち子さん(分速40m)の隔(へだ)たり(追いかける距離)は
  48×15+40×7.2(m)  ←@+B
となります。よって、よし子さんがみち子さんに追いつくのに必要な時間は、
  (48×15+40×7.2)/(60−40)  旅人算(追いつき)→追いつきの速さ=速さの差
 =48×15/20+40×7.2/20
 =36+14.4 うまく約分できましたね。
 =50.4分 ・・・C
となるので、追いつくまでによし子さんが(スタート地点のA町から)進んだ距離は
  60×50.4=3024m ・・・D
となります。これは、B町から
  3200−3024=176m ・・・E(答)
手前の地点になります。



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