雙葉中学校2002年算数第3問(解答・解説)
水が氷になるとき、体積が11/10倍になるから、逆に、氷が水になるとき、体積は10/11倍になります。
はじめ、図の水色の部分を底面積とする直方体の容器に水が入っていると考えます。そのときの高さは
30×10/11
=300/11cm
となります。
このように考えたとき、体積は一定だから、比を利用できます。
底面積の比 はじめ:後=100:157 ←右図のように4等分したとき、円周率が3.14の場合、黄緑色の部分の面積:オレンジ色の部分の面積=100:57となる(花びらの面積についての説明を参照)からです。花びらの面積については、このホームページ内をお探しください。(^-^;)算数の森のサイト内検索のページで「花びらの面積」を検索するとすぐに見つかります。
↓逆比←体積一定
高さの比 はじめ:後=[157]:[100]
[157]が300/11cmに相当するから、求める高さ([100]に相当)は
300/11×[100]/[157]
=30000/1727cm
=17.37・・・
→17.4cm
となります。