雙葉中学校2009年算数第5問(解答・解説)
(1)
2009は4で割り切れないので、2009年は平年ですね。 ←4の倍数でない年は平年です。4の倍数の年は、基本的にうるう年ですが、400の倍数でない100の倍数の年は平年です。
平年の1月1日から10月27日までは
365−{31+30+(31−27)} ←1年間の日数から、12月と11月と10月の残りの日数を引きました。1ヶ月が31日の大の月(1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月)と1ヶ月が30日(2月は、28日(平年)または29日(うるう年))の小の月(2月、4月、6月、9月、11月)はしっかり覚えておきましょう。
=300日間
だから、毎日130円ずつ貯金すると、
130×300
=39000円
貯金できます。
(2)
1月1日にもらったお年玉の金額を@、1回分のおこづかいを[1]とします。
1月1日から10月17日までにもらったお金の総額は
@+[1]×2×10
=@+[20](円)
となるから、
@+[20]=39000・・・(あ)
となります。
また、1月1日から5月13日までにもらったお金の総額は
@+[1]×(2×4+1)
=@+[9](円)
となり、1月1日から5月13日までに貯金した金額は
130×(31+28+31+30+13)
=130×133(円)
となります。
「もし5月5日に8000円使うと、5月13日には貯金するお金が40円足りなく」なることから、
@+[9]−8000+40=130×133
@+[9]=130×133+8000−40 ←後で(あ)との差を考えるので、計算しないほうがいいような気がします(39000=130×300だから、分配法則の逆が使える可能性があるからです)が、130×167の計算がうっとうしそうなので、計算してしまいます(130や167が11の倍数であれば、分配法則の逆を利用して面倒な計算を回避できますが・・・)。
@+[9]=25250・・・(い) ←130×133は130×130(13×13=169の桁を2つ上げるだけですね)+130×3としました。
となります。
(あ)と(い)の差を考えると、
[11]=39000−25250
=13750
となります。
したがって、1回分のおこづかい([1])は
13750×[1]/[11]
=1250円
となり、お年玉(@)は
39000−1250×[20]/[1] ←(あ)を利用しました。
=39000−25000
=14000円
となります。