雙葉中学校2014年算数第5問(解答・解説)


(1)
3回目を終えた時点でAもBも階段を上っているので、少なくとも1勝はしています。
1回勝って9段上がることはできないので、Aが2勝していることがわかります。
2回勝って9段上がったということは、Aがパーとチョキで1回ずつ勝ったということですね。
Bが1回勝って4段上ったということは、Bがチョキで勝ったということだから、Aはパーで負けたことになります。
したがって、3回目を終えた時点で、Aはグー0回、チョキ1回、パー2回出したことになります。
(2)
4回目、5回目でBが勝ち、12−4=8段上って、6回目でAが勝ち、12−9=3段上っていますね。
Bが2回勝って8段上るということは、チョキ2回で勝つか、グーとパーで1回ずつ勝つということですね。
Aが1回勝って3段上るということは、グーで勝ったということだから、Bはチョキで負けたということですね。
Bの4回目〜6回目の出し方は次のようになりそうですが、4回目にパーを出した場合、AとBが並んでしまうので、6回目を終えた時点でAとBが初めて並ぶという条件に反します。 ←解答欄が3個(以上)あることから考えても、非常に意地悪な問題です。
 4回目 5回目 6回目
 チョキ チョキ チョキ
 グー  パー  チョキ
 パー  グー  チョキ
したがって、答えは次のようになります。
 4回目 5回目 6回目
 チョキ チョキ チョキ
 グー  パー  チョキ
(3)
A3回勝って(25−12)+(25−23)=15段上って、Bが3回勝って23−12=11段上ったということですね。
3回勝って15段上るためには、パーで3回勝つしかないですね。
あとは、Bが3回勝った場合について考えます。
3、4、5の3つの数を繰り返し使うことを許して、3個の数の和が11になるのは、5+3+3、4+4+3だけですね。
5+3+3の場合、Bがパーで1回勝って、グーで2回勝ったということだから、Aがグーで1回負けて、チョキで2回負けたということですね。
4+4+3の場合、Bがチョキで2回勝って、グーで1回勝ったということだから、Aがパーで2回負けて、チョキで1回負けたということですね。
結局、Aの7回目から12回目までに出し方は次のようになります。
 グー チョキ パー
 1回 2回  3回
 0回 1回  5回



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