雙葉中学校2016年算数第4問(解答・解説)
「方眼紙」のような補助線を引く(図では、一部のみ引いています)と、図の水色、オレンジ色、黄色の直角二等辺三角形(以下、Aとします)はすべて合同で、ピンク色の正方形(もとの大きな正方形の1/4×1/4ですね。以下Bとします)はA2個分であることがわかりますね。
A12個、B6個、つまりB12個分の面積から円の面積を引けば、かげをつけた部分の面積が求まります。 ←真ん中の正方形を1個余分に数えすぎることで、円1個引くという処理で済ますことができます。〜足しすぎたら引く!
ここで、円に内接する正方形と円の面積比は、半径を○とすることで次のように求まります。
(○×2×○×2×1/2):(○×○×3.14)
=2:3.14
したがって、かげをつけた部分の面積は
20×20×1/4×1/4×12−20×20×1/4×1/4×3.14/2
=5×5×12−5×5×3.14/2 ←5×5×3.14=78.5となることは覚えておくとよいでしょう。
=260.75cm2
となります。