雙葉中学校2017年算数第4問(解答・解説)
(1)
000(0)から999までに1を使わない数字は、
9×9×9 ←3桁のデジタル表示を利用して解きました。各位の数はそれぞれ9通りありますね。
=729個
あるから、1000は
1000+1−729 ←0〜1000までで考えています。結局、本来必要のない0は取り除かれるので、0から考えても答えは変わりませんね。(2)以降も同様です。
=272番目
となります。
(2)
(1)より、000から999までに1を使う整数は271個あります。
1000から1999までに1を使う整数は1000個あります。 ←千の位が1だから、すべての整数が1を使いますね。
2000から2999までに1を使う整数は、000から999までと同様、271個あります。
3000から3999までに1を使う整数は、000から999までと同様、271個あります。
4000から4999までに1を使う整数は、000から999までと同様、271個あります。
000から4999までに1を使う整数は、
271×4+1000
=2084個
あります。
少し多いので、減らしていきます。
49△△(00〜99) 100−9×9=19個 ←下2桁だけ取り出して、2桁のデジタル表示を利用して解きました。(1)と全く同様に求められますね。
48△△(00〜99) 19個
47△△(00〜99) 19個
46△△(00〜99) 19個
このことから、4599までに
2084−19×4
=2008個
あることがわかります。
あと9個だから、順番に書き出していきます。
4601、4610〜4617だから、2017番目の整数は4617となります。
(3)
000から999までに1は、3×1000×1/10=300個あります。 ←1000個の数には数字が3×1000個使われますが、0〜9の数字が均等に使われるので、数字1の個数は1/10倍すればいいですね。
1000から1999までに1は、300+1000=1300個あります。 ←千の位の数が1だから、000から999までの1の個数より1000増ますね。
2000から2999までに1は、000から999までと同様、300個あります。
3000から3999までに1は、000から999までと同様、300個あります。
4000から4999までに1は、000から999までと同様、300個あります。
000から4999までに1は、
300×4+1300
=2500個
あります。
少し多いので、減らしていきます。
49△△(00〜99) 100×2×1/10=20個 ←100個の数には数字が2×100個使われますが、0〜9の数字が均等に使われるので、数字1の個数は1/10倍すればいいですね。
48△△(00〜99) 20個
47△△(00〜99) 20個
46△△(00〜99) 20個
このことから、4599までに、数字1が
2500−20×4
=2420個
使われていることがわかります。
あとは、4601、4610〜4617の9個の整数に使われる数字1の個数を数えればいいですね。
数字1は4611のみ2個使われていて、他のものは1個だけ使われているので、数字1が
9+1
=10個
使われていることがわかります。
したがって、2017番目の整数までに数字1は
2420+10
=2430個
使われていることになります。