白陵中学校2003年算数2次第2問(解答・解説)
(面積)
図のように、影の部分のうち青斜線部分を移動させます。図が左右対称(線対称)であることに注目すると、左側のみ移動させればいいですね。 対称性を利用して作業を減らす!
求める面積は、1辺の長さ1×2=2cmの正方形から、半径1cmの半円の面積を引いたものになるので、
2×2−1×1×22/7×1/2 円周率をうっかり3.14にしないように!
=17/7cm2
(周りの長さ)
図が左右対称(線対称)であるので、左側だけで考えます。 対称性を利用して作業を減らす!
今、説明の便宜(べんぎ)上、半径1cmの円周の1/4をAとします。
3つの正方形のうち、1番上の正方形には、Aが3個分(図の青の波線部分)あります。
上から2番目の正方形には、Aが2個分(図の青の波線部分とピンクの波線部分)と半端(図の黄緑の波線部分)があります。
1番下の正方形には、Aが1個分(図のオレンジの波線部分)と半端(図の黄緑の波線部分)があります。
上から2番目の正方形の半端と1番下の正方形の半端をあわせると、A1個分となります。
合計すると、左側には、Aが7個分あります。
以上より、求める長さ(A7×2個分)は、
1×2×22/7×1/4×7×2 円周率をうっかり3.14にしないように気を付けましょう。
=22cm うまく約分できましたね。
となります。