淳心学院中学校2014年後期算数第3問(解答・解説)
(1)
食塩の量は一定で、食塩水の量が(100+50)/100=3/2倍になっているから、濃さ(食塩の量/食塩水の量)は2/3倍となり、6×2/3=4%となります。
この程度の問題であれば、食塩の量と食塩水の量を求めて解いてもよいでしょう。
(2)
食塩の立場と水の立場を入れ替えて考えます。 ←分子を一定にするためです。イメージとしては食塩に水を溶かして水の濃さを考えるという感じです。
水の量は一定で、食塩水の量が(250+10)/250=26/25倍になっているから、「濃さ(水の量/食塩水の量)」は25/26倍となり、(100−8)×25/26%となり、濃さは
100−92×25/26
=(1300−1150)/13
=150/13
=11.53・・・
→11.5%
となります。
この程度の問題であれば、食塩の量と食塩水の量を求めて解いてもよいでしょう。
(3)
まず、1回目の蒸発について考えます。
食塩の量が一定で、濃さ(食塩の量/食塩水の量)が10/5=2倍になっているから、食塩水の量は1/2倍になっています。
したがって、xにあてはまる数は
60×2
=120
となります。
次に、2回目の蒸発について考えます。
食塩の量が一定で、濃さ(食塩の量/食塩水の量)が15/10=3/2倍になっているから、食塩水の量は2/3倍になっています。
したがって、yにあてはまる数は
60×(1−2/3)
=20
となります。