女子学院中学校2002年算数第2問(解答・解説)


(1)
辺の長さの比を求めるのだから、相似比か面積比を利用するのが基本ですね。
女子学院中学校2002年算数第2問(解答・解説)の図
三角形BEHと三角形DAHのちょうちょ相似(相似比 BE:DA=1:3)に注目すると
  BH:DH=1:3
となるので、
  BH=BD×1/4
となります。
次に、三角形ABIと三角形GDIのちょうちょ相似(相似比 AB:GD=2:1)に注目すると
  IB:ID=2:1
となるので、
  ID=BD×1/3
となります。
したがって、
  BH:ID
 =BD×1/4:BD×1/3
 =3:4

(2)
BD=Kとすると、 ←あとで1/4倍、1/3倍した際に分数を避けるためKとしました。
  BH=K/4=B
  ID=K/3=C
となるので、
  HI
 =BD−BH−ID
 =K−B−C
 =D
となります。
したがって、   「比」で求める!
  三角形AHIの面積
 =三角形ABDの面積×HI/BD ←高さ一定⇒(三角形の)面積比=底辺の比
 =6×12×1/2×D/K
 =15cm2
となります。



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