女子学院中学校2004年算数第3問(解答・解説)
さくら組の人全員に1人7枚ずつ配ろうとしたら8枚足りないということは、0枚の人が1人、6枚の人が1人いるということですね。
次のような表をかくとわかりやすいでしょう。
7 7 7 ・・・ 7 6 0 0
10 10 10 ・・・ 10 10 10 7
3 3 3 ・・・ 3 4 10 7 差
差の10−7=3を(さくら組の人数−2)人分集めたものと、4、10、7の和が93になるので、さくら組の人数は
{93−(4+10+7)}÷3+2
=26人
となり、C先生が最初に持っていた折り紙は
7×26−8
=174枚
となります。
A先生の手もとに残っていた折り紙の2倍の枚数の折り紙を持っている架空(かくう)の先生Dを考えます。
D
4 4 4 ・・・ 4
50余り
合計E
↑2倍
A
2 2 2 ・・・ 2
25余り
合計B
B
4 4 4 ・・・ 4
16余り
合計C
差
0 0 0 ・・・ 0
34
D−B
D先生とB先生の差を考えます。
E−C=Aが50−16=34に相当するから、B先生が最初に持っていた折り紙の枚数(Cに相当)は
34×C/A
=68枚
となります。
したがって、ふじ組の人数は
(68−16)÷4
=13人
となり、A先生が最初に持っていた折り紙の枚数は
34×B/A+93
=144枚
となります。
四天王寺中学校2001年算数A第2問
もぜひ解いてみましょう。
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