女子学院中学校2010年算数第8問(解答・解説)
(1)
定価の10%引きで15個売った場合の利益と定価の20%引きで20個売った場合の利益の比が9:4だから、1個あたりの利益の比は、
9/15:4/20 ←(定価の10%引きで売ったときの1個あたりの利益)×15:(定価の20%引きで売ったときの1個あたりの利益)×20=9:4という比例式を作って解いてもいいでしょう。
=3/5:1/5
=3:1
となります。
(2)
定価の20%引きで売ったときの1個あたりの利益を@とすると、(1)の結果より、定価の10%引きで売ったときの1個あたりの利益はBとなります。
B−@
=A
が、定価の
20%−10%
=10%
となる(わかりにくければ、線分図をかきましょう)ので、定価は
A×100/10
=S
となります。
定価で売ったときの利益は
B+A ←定価で売ると、値引き分の利益が増えますね。
=D
となり、仕入れ値は
S−D
=N
となります。
Dが300円に相当するから、仕入れ値は
300×N/D
=900円
となります。