女子学院中学校2025年算数第4問(解答・解説)
(1)
上限チェック・下限チェックを行います。
26/2025<27/2026<27/2025 ←左側の不等号が成り立つことが少しわかりにくいかもしれません。食塩が26g溶けた食塩水2025g(濃さは26/2025)に食塩1gを混ぜた食塩水の濃さ(濃さは27/2026)がもとの食塩水より濃くなるという当たり前のことを思い浮かべればよいでしょう(下の右側の不等号についても同様に考えることができます)。
75/2025<75/2024<76/2025
だから、条件を満たす分数は、分子が27以上75以下のものだから、
75−(27−1)
=49個
あります。
(2)
約分して分子が1にできる分数は、分子が2025の約数のものとなります。
2025の約数のうち、27以上75以下のものを書き出して求めます。
2025=45×45=3×3×3×3×5×5だから、27、45、75の3個が条件を満たすものとなります。 ←素因数3の個数に着目し、多いものから順に求めました。
(3)
求める和は
(27+45+75)/2025
=147/2025
=49/675
となります。