女子学院中学校1993年算数第7問(解答・解説)
一の位チェックを利用していきましょう。
一の位の数(1、3、5、9)に注目すると、B、H、I、J、Kはすべて奇数になります。
Bが5の場合、ABに奇数をかけた場合の一の位の数は5となるから、Bは5ではありません。
AB×Jの一の位の数が5だから、J=5となります。
ABを5倍しても2桁の整数(T5)となるから、A=1となります。
10台の数をI倍、K倍したら3桁の数になることから、IとKは5より大きくなります。 ←20×5=100と比べればわかりますね。
I、Kは奇数なので、7か9となりますね。
B×Iの一の位の数が3だから、
B×7→B=9
または
B×9→B=7
となります。
B×Kの一の位の数が9であることに注目します。
B=9の場合、K=1となり、不適当ですね。
結局、B=7、I=9となり、7×Kの一の位の数が9であることから、K=7となります。
17×Hの一の位の数が1であることから、H=3となります。
CDEFG
=AB×HIJK+15
=17×3957+15
=67269+15
=67284
となるから、筆算を完成させると、次のようになります。