分数の足し算（引き算）の場合、通常は通分しますが、今回の問題で通分するのは、かなり面倒ですね。
分数の足し算を解くもう１つの方法があります。
それは、部分分数に分解する方法です。
次の計算を見てください。
左から右への変形は、よく出てきますよね。
部分分数に分解する方法というのは、ちょうど逆になります（右から左への変形）。
さて、問題を解いてみましょう。
まず、九九の逆を利用します（３０＝５×６、４２＝６×７、・・・）。
次に、部分分数に分解します。
すると、最初と最後以外はばっさり消えますね。
