久留米大学附設中学校2013年算数第2問(解答・解説)
分母、分子をそれぞれ見ていくと、分母が同じ数のものを1つのグループとする群数列の問題であることがすぐにわかりますね。
グループごとに縦に並べ替えます。
[1] 1/2 1個 和1/2
[2] 1/4 3/4 2個 和1=2/2
[3] 1/6 3/6 5/6 3個 和3/2
[4] 1/8 3/8 5/8 7/8 4個 和2=4/2
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グループ番号、グループに含まれる分数の個数、和を分母が2の分数で表したときの分子、グループに含まれる分数の分母(2倍になっていますね)がうまく対応していることと各グループの分子は奇数が小さい順に並んでいることがすぐにわかりますね。
(1)
11/12は、12÷2=6番目のグループの最後の数だから、 ←グループの最後の数であることは分子が分母より1小さいことからわかりますね。
1+2+3+4+5+6
=7×3
=21番目
となります。
(2)
91=1+2+3+・・・+10+11+12+13 ←1から10までの和が55であることを利用しました。
91番目の分数は13番目のグループの最後の数だから、分母は13×2=26となり、分子は26−1=25となります。
したがって、91番目の分数はは25/26となります。
(3)
1番目から91番目までの分数の和は
(1+2+3+・・・+13)/2
=91/2
となります。
(3)
分母が11の倍数で、303/11が91/2より小さいことから、求める最後の分数は11番目のグループの途中にあることがわかりますね。
303/11−(1+2+3+・・・+10)/2
=27+6/11−27−1/2
=1/22
となるから、求める最後の分数は11番目の最初の数、つまり55+1=56番目の数となります。