甲陽学院中学校2009年算数2日目第4問(解答・解説)
(1)
異なる5つの数字を並べるだけですね。
数は全部で
5×4×3×2×1 ←順列ですね。
=120個
できます。
(2)
まず、1と3と5の場所を決めます。
場所が決まれば、左から順に1、3、5となるので、並び方が自動的に決まりますね。
5つの場所から3つの場所を選ぶ、言い換えれば、5つの場所から、1、3、5を置かない2つの場所を選ぶ場合の数は
(5×4)/(2×1) ←組み合わせですね。
=10通り
あり、そのそれぞれに対して、2、4の並べ方が2通りあるので、問題のような数は全部で
10×2 ←「同時に起こる⇒積の法則」
=20個
あります。
(3)
1番大きい数字5をまず置きます(1通り)。
残りの数字は、それぞれ、5の右か左に置くことになります(それぞれ2通り)。
5の左に置いた数字は、左から小さい順に並べることになるので、並べ方は自動的に決まり、また、5の右に置いた数字は、左から大きい順に並べることになるので、並べ方は自動的に決まります。
結局、
2×2×2×2
=16通り
あるように思いますが、5以外の数字を全部左に置く場合(「12345」ですね)と全部右におく場合(「54321」)を除く必要があるので、全部で
16−2
=14個
となります。