甲陽学院中学校2011年算数1日目第6問(解答・解説)

(1)
合計4個の1(〇)を各位に配置すると考えます。
まず、千の位に〇を1個配置し、残り3個の〇を千の位から一の位までの各位に配置します。 ←例えば、〇(初めに配置したもの)〇///〇〇であれば、2002となります。
〇3個と仕切り3個の配置の仕方を考えればよいから、各位の数の和が4である4桁の整数は、全部で
  (6×5×4)/(3×2×1) ←組合せですね。
 =20個
あります。
(2)
4つの各位のうちどの2つの位が同じ数にするかで
  (4×3)/(2×1) ←組合せですね。
 =6通り
あり、そのそれぞれに対して、最高位からの数の決め方が
  9×9×8 ←例えば、□□〇△となっても□〇△〇となっても□、△、〇の順に数を決めていけば、最高位(千の位)に0が使えないことに注意するだけで、すべて同様に考えることができますね。
 =648通り
あるから、条件を満たす4桁の整数は全部で
  6×648
 =3888通り
あります。



中学受験・算数の森TOPページへ