甲陽学院中学校2019年算数1日目第4問(解答・解説)

いわゆるL.C.M.解法で解きます。
(1)
円周の1/3の距離を[30]とします。 ←円周の1/3の距離をあとで6と20÷2=10で割るから、無用な小数(分数)を避けるため、このようにおきました。
Aの速さ−Bの速さは
  [30]÷6
 =[5]
となり、Aの速さ−Cの速さは
  [30]×2÷20
 =[3]
となり、Cの速さ−Bの速さは
  [5]−[3]
 =[2]
となります。
したがって、Cが初めてBに追いつくのは、出発してから
  [30]×2÷[2]
 =30分後
となります。
(2)
Aの速さは
  [30]×3×10÷30
 =[30]
だから、Bの速さは
  [30]−[5]
 =[25]
となり、Cの速さは
  [30]−[3]
 =[27]
となります。
したがって、Bが1周するのにかかる時間は
  [30]×3÷[25]
 =18/5分
 =3分36秒
となり、Cが1周するのにかかる時間は
  [30]×3÷[27]
 =10/3分
 =3分20秒
となります。



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