甲陽学院中学校2021年算数1日目第5問(解答・解説)
大学入試などでよくありますが、自分で図を描かないといけない問題です。
三角形BCDの3辺の長さが与えられているので、そこから図を描き始めます。
3辺の辺の比が3:4:5の三角形が直角三角形であることを考慮すれば、三角形BCDが角Cが鈍角の鈍角三角形であることもすぐにわかりますね。
もっとも、それなりに正確な図をかけばよいので、そこまでこだわる必要もありませんが・・・
まず、三角形ABCはAB=BCの二等辺三角形となるから、ABの長さは4cmとなります。
次に、三角形BCDと三角形BECの裏返し相似(相似比はBD:BC=3:2)に着目すると、BEの長さは4×2/3=8/3cmとなり、CEの長さは3×2/3=2cmとなり、DEの長さは6−8/3=10/3cmとなります。
最後に、三角形ABEと三角形DCEの裏ちょうちょ相似(相似比はAB:DC=4:3)に着目すると、AEの長さは10/3×4/3=40/9cmとなり、ACの長さは2+40/9=58/9cmとなります。