甲陽学院中学校2022年算数1日目第4問(解答・解説)
列車A、Bの速さの比が3:2だから、両列車がトンネルに入り始めてからすれ違い始めるまでに進んだ距離はそれぞれH、Eとおけます。 ←あとで2にあたるものを2/3倍するので、無用な分数を避けるため、このようにおきました。
トンネルの長さはH+E=Nとなります。
列車A、Bがすれ違い始めてから、列車Aの最後尾がQに来るまでに進んだ距離はそれぞれ(E+392)m、(H+176/2)mとなり、両列車が同一時間に進む距離の比が3:2だから、
H+176/2=(E+392)×2/3
H+88=C+784/3
D=520/3
となります。
したがって、トンネルの長さは
520/3×N/D
=520m
となり、列車Bの速さは
520/3×E/D×1/13
=16m/秒
となり、列車Aの速さは
16×3/2
=24m/秒
となります。