甲陽学院中学校2023年1日目第4問(解答・解説)
条件の対等性をフル活用して解きます。
(1)
1から5までの整数を書くことになりますね。
5の位置は、黄色のマス目か黄緑色のマス目となりますが、条件の対等性により、黄色のマス目の場合だけ考え、それを2倍すればいいですね。
黄色のマス目が5のとき、そのマス目を★の位置に移動させても条件は変わらないので移動させて考えます。
すると、マス目Aの★の位置に5がある場合に他ならないので、求める場合の数は3×2=6通りとなります。
(2)
1から6までの整数を書くことになりますね。
6の位置は、図の色をつけたマス目となりますが、水色のマス目とオレンジ色のマス目が6のとき、あとはマス目Aの場合に他ならないので、ともに5通りとなり、また、緑色のマス目が6のとき、あとはマス目Bの場合に他ならないので、6通りあります。
したがって、求める場合の数は5×2+6=16通りとなります。
(3)
1から7までの整数を書くことになりますね。
7の位置は、図の色をつけたマス目となりますが、青色のマス目が7のとき、あとはマス目Cの場合に他ならないので、16通りあり、また、紫色のマス目が7のとき、青色のマス目は6となり、あとはマス目Aの場合に他ならないので、5通りあります。
したがって、求める場合の数は16+5=21通りとなります。