神戸女学院中学部2009年算数第2問(解答・解説)
神戸女学院で回転ずしの話というのもなんだかなあという感じがしますが・・・(^^;)
1皿273円、189円(126円)のおすしをそれぞれ□皿、△皿食べたとします。
273×□+189×△+126×△=5481
273×□+315×△=5481 ←分配法則の逆を利用しました。189円のお皿と126円のお皿がセットになっていると考えて、この式を作ってもいいでしょう。
91×□+105×△=1827 ←上の式を3で割りました(値段が1/3になったと考えればわかりやすいですね)。文章題で条件が不足していると感じたときに整数条件を使う問題は女学院頻出です。273と315を見れば、3で割り切れることはすぐにわかりますね。
13×□+15×△=261 ←上の式を7で割りました(値段が1/7になったと考えればわかりやすいですね)。91=7×13は覚えておきましょう。105や1827が7か13で割り切れるのではないかという発想が大切です。
ここで一の位をチェックします。
261の一の位が1で、15×△(5の倍数ですね)の一の位が0か5なので、13×□の一の位は1か6となり、□の一の位は、2か7となります。
さらに、上限をチェックします。
261÷13
=20.・・・
となります。
結局、□=17、12、7、2だけ調べればいいですね。
□=17のとき
△
=(261−13×17)÷15
=40÷15× ←割り切れませんね。
□=12のとき
△
=(261−13×12)÷15
=105÷15 ←40+13×5=105として、この式をいきなり作ってもいいでしょう。
=7
□=7のとき
△
=(261−13×7)÷15
=170÷15× ←105+13×5=170として、この式をいきなり作ってもいいでしょう。
□=7のとき
△
=(261−13×2)÷15
=235÷15×
したがって、1皿273円、189円、126円のおすしは、それぞれ12皿、7皿、7皿食べたことになります。