神戸女学院中学部2015年算数第1問(解答・解説)
約束記号の問題なので、具体例を利用して約束をしっかり把握する必要がありますが、この問題の場合、問題ないでしょう。
(1)
2015÷27=74・・・17だから、(2015◎27)=17となります。
17÷9=1・・・8だから、(2015◎27)◎9=17◎9=8となります。
(2)
A◎5=2というのは、Aが5で割ると2余る数ということで、A◎7=2というのは、Aが7で割ると2余るということですね。 ←女学院頻出問題ですね。余り共通なので、余りを除けば倍数になります。
Aから2ひいたものが5でも7でも割り切れることから、Aは35で割ると2余る数になります。
Aは2桁の数だから、35+2=37、35×2+2=72が答えになります。
(3)
435◎B=15というのは、435をBで割ると15余るということだから、Bは15より大きく(16以上で)、435−15=420の約数になります。
また、643◎B=13というのは、643をBで割ると13余るということだから、Bは13より大きく(14以上で)、643−13=630の約数になります。
結局、Bは16以上の整数で、420と630の公約数のうち最小のものになります。
10)420 630
21) 42 63
2 3
420と630の最大公約数は210だから、この約数を小さい順に書き出していけば21がすぐに求まります。 ←実際は、16、17、18、19、20、21とチェックしていったほうがはやいかもしれませんね。