神戸女学院中学部2021年算数第3問(解答・解説)


(1)
Aから水75gを蒸発させると、食塩の量は変わらず、食塩水の量が9/10倍となるから、濃さ(食塩の量/食塩水の量)は10/9倍となり、18×10/9=20%となります。
20%の食塩水100gと14%の食塩水500gを混ぜると、食塩水の量が100+500=600gとなり、食塩の量が100×20/100+500×14/100=90gとなるから、濃さは
  90/600
 =15/100
 →15%
となります。
(2)
天秤で処理します。
3つの食塩水を混ぜ合わせるので、力のモーメントの式を利用します。
求める食塩水の量を□gとします。
神戸女学院中学部2021年算数第3問(解答・解説)の図

 (14.6−12)×350=(15−14.6)×□+(20−14.6)×150
 2.6×350=0.4×□+5.4×150
 910=2/5×□+810 ←2.6×350は26×35=13×70、5.4×150は54×15=27×30とすれば、暗算で処理できますね。
  □=100×5/2=250
したがって、答えは250gとなります。



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