神戸女学院中学部２０２４年算数第１問（解答・解説）
パンの値段が全部１/６０になったと考えると、２円、３円、４円のパンを何個かずつ買って、合計がちょうど８０円になったということになります。 ←この問題はレベルが低くこのようなことを考えなくても解けますが、難しい問題を解くことを考えると、このようなことをしっかり考えておく必要があります。
（１）
３円のパンと４円のパンを合わせて２７−８＝１９個買ったら、８０−２×８＝６４円になったということだから、典型的なつるかめ算の問題です。
４円のパンは
（６４−３×１９）/（４−３）
＝７個
買ったことになり、これが答えとなります。
（２）
２円のパンと３円のパン１個ずつをセットにして考えます。
５円のパンセットと４円のパンを合わせて何個かずつ買ったら６４円になったということですね。
買ったパンの個数の合計を一番多くするためには、安いパンをたくさん買ったほうがいいので、パンセットをできるだけたくさん買うことになります。
４円のパンを最低１個は買わないといけないので、６４−４＝６０円でできるだけたくさんのパンセットを買うことを考えます。
ちょうど６０/５＝１２セット買うことができるから、求めるパンの個数は１２個となります。