神戸女学院中学部1993年算数1日目第1問(解答・解説)
(1)
女学院の好きな直角三角形(辺の長さの比 大:中:小=5:4:3)が登場しています。しかも、三角形ABHと三角形CBEと三角形GBFの3個(三角形ABHと三角形CBEは合同で、三角形GBFとは相似ですね)もありますね。
三角形ABHと三角形CBEは合同だから、BE=BH=5cmとなります。
三角形CBEと三角形GBFは相似(ピラミッド相似)で、相似比がBC:GB=4:3だから、
BF
=BE×3/4 ←BG×5/4としてもいいでしょう。
=5×3/4
=15/4cm
したがって、
x=15/4
となります。
(2)
再び、三角形CBEと三角形GBFが相似(ピラミッド相似)であることを利用すると、
FG
=EC×3/4 ←BG×3/4としてもいいでしょう。
=3×3/4
=9/4cm
となるから、
HF
=HG−FG
=4−9/4
=7/4
となります。
したがって、
斜線部分の面積(三角形EHFの面積)
=7/4×1×1/2
=7/8cm2
となります。