神戸女学院中学部1994年算数1日目第3問(解答・解説)
Aさんがスーパーに行く周期は3で、Bさんがスーパーに行く周期は4だから、同時にスーパーに行く(周期3と周期4が一致する)のは、12(3と4の最小公倍数)日ごとになります。
12日経つごとに曜日は、5ずれます。 ←12÷7=1・・・余り5だから。
あとは、次のように書き出せば解決します。
12日 12日 12日 12日 12日
日 → 金 → 水 → 月 → 土 → 木
5 5 5 5 5 ←曜日のずれ
曜日が5ずれるということは、曜日が2つ前の曜日になるということですね。
したがって、求める日は、4月15日の60日後、つまり、6月14日になります(下の計算を参照しましょう)。
4/15+60日
↓
4/75
↓−30
5/45
↓−31
6/14
(別解)
次の解法もぜひマスターしましょう。
求める日を4月15日から○日後とすると、○は3で割り切れ、4で割り切れ、7で割ると4余る数(4月15日以後の最初の木曜日は4日後で、以降7日ごとに木曜日となるからです)になります。
○+3は、3と7で割り切れる数(3と7の公倍数)だから、○=3×7×□−3と表すことができます。○を書き出してみると ←12の倍数を書き出して、7で割ると4余る数を探してもいいでしょう。
18、 39、 60、・・・
+21 +21 ・・・
このうち4で割り切れる最小の数は60ですね。
60=(30−15)+31+14 ←4月の残日数+5月の日数+6月の日数(途中まで)
だから、求める日は6月14日となります。