神戸女学院中学部1994年算数2日目第4問(解答・解説)
まず、問題文を整理してみましょう。
(整理の仕方 その1)ヴェン図をかきます。
弟と妹の両方ともいる人の人数をBとすると、弟だけいる人の人数はD、妹だけいる人の人数はEとなります。 ←弟と妹の両方ともいる人の人数を@とせずにBとしたのは、分数を避けるためです。直感的にわからなければ、弟に関する条件と妹に関する条件を別々の比でおいて連比の処理(共通部分の比を揃えます)に持ち込んでもいいでしょう(次の(整理の仕方 その2)の部分を参照)。
(整理の仕方 その2)線分図をかきます。
(弟がいる人):(両方いる人)=8:3
(妹がいる人):(両方いる人)=3:1=3×3:1×3=9:3
連比の処理→共通部分の比を揃えます
(整理の仕方 その3)表をかきます。
弟と妹の両方いる人の人数をBとしたのは、(整理の仕方 その1)と同様の理由です。
妹のいる人の人数は
(290−52)×H/(D+B+E)
=238×9/14 ←14と238は約分できるはずですね。 まず2で約分し、次に7で約分します。
=17×9
=153人