甲南女子中学校2024年A1次算数第5問(解答・解説)


まず、数の並びの規則性を読み取る必要があります。
1が1個、2が2個、3が3個、4が4個、5が5個、・・・〇が〇個となっていますね。
(1)
(1×1+2×2+3×3+4×4+5×5+6×6)+7×2で初めて100を超えます。
それは
  (1+2+3+4+5+6)+2
 =23番目
の数まで足し合わせたときになります。
(2)
一の位から0が並ぶ個数は、10(2×5)で割り切れる回数です。
2で割り切れる回数よりも5で割り切れる回数のほうが明らかに少ないので、5で割り切れる回数を考えれば足ります。
5で割り切る回数を考えるのだから、5の倍数だけを考えます。
  5・・・5で1回割り切れます。5個あります。
  10(5×2)・・・5で1回割り切れます。10個あります。
  15(5×3)・・・5で1回割り切れます。15個あります。
  20(5×4)・・・5で1回割り切れます。20個あります。
  25(5×5)・・・5で2回割り切れます。25個あります。
この時点で、
  5+10+15+20+25×2
 =100回
5で割り切れるから、結局、25の25個目までの数をかけ合わせたことになります。。
したがって、
  1+2+3+・・・+25
 =(1+25)×25×1/2 ←等差数列の和の公式を利用しました。
 =325番目
の数までかけ合わせたことになります。



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