甲南中学校2003年2期算数第2問(解答・解説)

(1)
Bに赤色を塗(ぬ)った場合、Aの塗り方は、Bに塗った赤以外の3通りあります。
また、そのそれぞれに対して、Cの塗り方は、Bに塗った赤以外の3通りあります。
したがって、求める塗り方は  同時に起こる→積の法則
  1×3×3 ←「1×」はなくてもいいでしょう。
 =9通り
になります。
わかりにくければ、樹形図をかいて求めてもいいでしょう。

(2)
(1)が、非常に親切な誘導がなっています。
この問題で最初に色を塗るべきなのは、隣り合う箇所(かしょ)が1番多いBになるのですが、(1)が最初に塗るべき箇所を示唆(しさ)してくれていたのですね(もっとも、この問題の場合、Aを最初に塗っても全く同様に解けますが・・・)。 条件の厳しいところから!
赤を用いないということだから、使える色は青、黄、緑の3色ですね。
Bの塗り方は、明らかに3通りありますね。
そのそれぞれに対して、Aの塗り方は、Bに塗った色以外の2通りあります。
また、そのそれぞれに対して、Cの塗り方は、Bに塗った色以外の2通りあります。
したがって、求める塗り方は  同時に起こる→積の法則
  3×2×2
 =12通り
になります。
わかりにくければ、樹形図をかいて求めてもいいでしょう。



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