慶應義塾中等部2015年算数第6問(解答・解説)
(1)
十の位の数字に大きな数字を配置すればいいですね。 ←例えば、41、41、32、32とすればいいですね。
一の位の数字の和は
(1+2)×2
=6
となり、十の位の数字の和は
(4+3)×2
=14
となるから、求める和は146となります。
(2)
十の位の数字が4つとも違うから、4つの数の十の位の数字は1、2、3、4となり、4つの数の一の位の数字も同様に、1、2、3、4となります。
十の位の数字の1、2、3、4の数字(@、A、B、Cとします)に、一の位の数字の1、2、3、4のどれが対応するかを考えます。
樹形図のようなもので書き出せばよいでしょう。 ←アを求めるだけであれば、@に対応する一の位の数字が2の場合だけを求め、3倍すればいいでしょう。
@ A B C
2 1 4 3○
3 4 1○
4 1 3○
3 1 4 2○
4 1 2○
2 1○
4 1 2 3○
3 1 2○
2 1×
全部で9通りあり、3の倍数が含まれている場合は8通りあります。 ←3の倍数ですが、@2、A1、4、B×、C2のところをすべて○にするという機械的操作ですぐに見つかります。