慶應義塾中等部2017年算数第4問(解答・解説)
(1)
この問題で与えられたグラフは、横軸が時間、縦軸が距離になっているダイヤグラムとは異なることに注意しましょう。
グラフを読み取る際は、折れ目に注意しましょう。
問題文との対応関係に注意しながら、グラフを読み取ると、次の図のようなことがわかります。
速さを時間分寄せ集めたものが距離になるから、図の三角形の面積を求めればいいですね。 ←図の色をつけた線でイメージするとよいでしょう。なお、このことは、速さが一定の部分で考えるとわかりやすいでしょう。速さの公式(速さ×時間=距離)が長方形の面積公式に他ならないことがわかりますね。
したがって、求める距離は
780×(13−10)×1/2
=1170m
となります。
(2)
求める距離は、図の長方形ABCDと台形EFGHと長方形GIJKの面積の合計だから、
280×(6−0)+{(18−13)+(22−10)}×780×1/2+80×(33−22)
=1680+6630+880
=9190m
となります。