慶應義塾普通部2005年算数第4問(解答・解説)
等差数列の和の公式をきっちり理解していれば簡単に解けます。
優勝チームがもらったおかしの数が最下位チームの2倍だから、両チームがもらったおかしの数の差は最下位チームのおかしの数と一致しますね。
各チームに配られたおかしの数を図に表すと、次のようになります。
□ ・・・・・・ □
□ ・・・・・・ □ □
□ ・・・・・・ □ □ □
□ ・・・・・・ □ □ □ □
□ ・・・・・・ □ ・・・・・・・
□ ・・・・・・ □ □ ・・・・・・ □
図の右側の階段状の部分(0+5+10+15+・・・)を2個組み合わせたもの(一方をさかさまにしたものをもう一方にはめ込む感じです)が図の左側の長方形状の部分になります。
したがって、図の右側の階段状の部分は
150×1/3
=50個
となります。
0+5+10+15+20=50となるから、チームの数は5チームとなります。
なお、優勝チームがもらったおかしの数が最下位チームの2倍だから、両チームがもらったおかしの数の差は最下位チームのおかしの数と一致し、また、おかしは順位がひとつ上がるごとにチームに5個ずつ多く配られているから、両チームがもらったおかしの数の差は5の倍数となり、結局、優勝チームがもらったおかしの数は5×2=10の倍数となります。
このことに着目して調べ上げて解くこともできます。