慶應義塾普通部2009年算数第7問(解答・解説)


硬貨が最小枚数となるように両替したのだから、両替の結果は、次の2つの場合だけが考えられます。
 (あ)1円玉2枚、5円玉0枚、10円玉13枚(合計金額132円)
 (い)1円玉2枚、5円玉1枚、10円玉12枚(合計金額が127円)
5円玉と1円玉が合計枚数と合計金額が分かっているから、典型的なつるかめ算の問題です。
(あ)の場合
1円玉の枚数は
  (5×55−132)÷(5−1)
 =143÷4
となり、割り切れないため、条件を満たしません。
(い)の場合
1円玉の枚数は
  (5×55−127)÷(5−1)
 =148÷4
 =37枚
となります。



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