開成高等学校2005年数学第1問(1)(解答・解説)
401が素数であるというヒントがあるので、非常に簡単になっていますね。
2005=401×5
だから、1以上2004以下の整数のうち401でも5でも割り切れない数の個数を求めればいいですね。
1以上2004以下の整数のうち401または5で割り切れる数の個数は
(1以上2004以下の401の倍数の個数)+(1以上2004以下の5の倍数の個数)−(1以上2004以下の2005の倍数の個数)
=[2004/401]+[2004/5]−[2004/2005] ←[x]はxを超えない最大の整数を表します。例えば、[3.1]=3、[5]=5です。
=(5−1)+(401−1) ←2005=401×5を利用して計算しました。
=404個
だから、1以上2004以下の整数のうち401でも5でも割り切れない数の個数は
2004−404
=1600個
となります。