慶應義塾高等学校2006年数学第2問(3)(解答・解説)
120の約数をすべて求めて、その積を求めるという愚かな解法をする人には無理ですが、30秒以内に解ける問題です。
約数を書き出す際、ペアで書き出すことに思いが至れば、120が平方数でないことから、120の約数のペアが何個あるかを答えればいいことがすぐにわかりますね。 ←約数のペアの積が120になるのだから、当たり前のことですね。
120を素因数分解すると、120=23×3×5だから、約数のペアは
(3+1)×(1+1)×(1+1)×1/2 ←約数の個数については、神戸女学院中学部1995年算数2日目第4問の解答・解説を参照しましょう。
=8個
となるから、a=8となります。