四天王寺高等学校2012年数学第2問(2)(解答・解説)
割合のつるかめ算と呼ばれる問題ですね。
今月の製造個数がA、Bともに10%減っていたら、
1400×10/100
=140個
減るはずですが、実際は50個しか減っていません。
実際にはBが10%減るのではなく、10%増えているからです。
結局、先月のBの20%が
140−50
=90個
となるから、先月のBの製造個数は
90×100/20 ←実際には、(1400×10/100−50)×{100/(10+10)}というように一気に式を作ることができますね。
=450個
となり、今月のBの製造個数は
450+450×10/100
=495個
となり、今月のAの製造個数は
1400−50−495
=855個
となります。
割合のつるかめ算にはいろいろな解法があり、ホームページでも取り上げているので参照しましょう(三田学園中学校1997年算数第2問)。