灘高等学校2008年数学第5問(解答・解説)

(1)
0の場所の決め方が
  (5×4)/(2×1) ←条件が1番厳しい0の場所から決めます。最高位以外の5か所から2か所選ぶ(組合せですね)ことになりますね。
 =10通り
あり、そのそれぞれに対して、2の場所の決め方が4通りあり、そのそれぞれに対して、3の場所の決め方が3通りあり、そのそれぞれに対して、1の場所の決め方が1通りあるから、6桁の整数は全部で
  10×4×3×1
 =120個
できます。
(2)
01を☆と表記します。
☆、☆、2、3の4個を横1列並べることになりますが、☆を左端に並べることはできません。
☆の場所の決め方が、左端以外の3か所のうちどこに置かないかで3通りあり、そのそれぞれに対して、2の場所の決め方が2通りあり、そのそれぞれに対して、3の場所の決め方が1通りあるから、条件を満たす6桁の整数は全部で
  3×2×1
 =6個
あります。
(3)
☆、0、1、2、3の5個を横1列に並べることになりますが、☆と0を左端に並べることはできません。
☆の場所の決め方が、左端以外の4通りあり、そのそれぞれに対して、0の場所の決め方が左端と☆の場所以外の3通りあり、そのそれぞれに対して、1の場所の決め方が3通りあり、そのそれぞれに対して、2の場所の決め方が2通りあり、そのそれぞれに対して、3の場所の決め方が1通りあるから、この並べ方は
  4×3×3×2×1
 =72通り
あります。
この並べ方は01を少なくとも1つ含む並べ方ですが、例えば、2☆301と2013☆のように、01を2か所含むものが2回カウントされているので、1回分取り除く必要があります。
したがって、条件を満たす6桁の整数は全部で
  72−6 ←あえてダブらせて後で調整しました。
 =66個
あります。



中学受験・算数の森TOPページへ