灘高等学校2019年数学第1問(3)(解答・解説)
出た目による点数を3で割った余りで分類します。
(あ)余り1・・・1、3、4、5
(い)余り2・・・2
(う)余り0・・・6
Xが3の倍数となるのは、3回とも同じグループの場合か3回とも異なるグループの場合になります。
(A)3回とも(あ)のグループの場合
4×4×4=64通りあります。
(B)3回とも(い)のグループの場合
1×1×1=1通りあります。
(C)3回とも(う)のグループの場合
(B)の場合同様、1通りあります。
(D)3回とも異なるグループの場合
(あ)のグループからどの目を選ぶかで4通りあり、そのそれぞれに対して、それぞれのグループの目の出る順番で3×2×1=6通りあるから、全部で4×6=24通りあります。
また、すべての場合は6×6×6(通り)あるから、求める確率は
(64+1+1+24)/(6×6×6)
=90/(6×6×6)
=5/12
となります。