ラ・サール高等学校2018年数学第4問(解答・解説)
(1)
この程度であれば、書き出して解くのが一番楽でしょう。
29、38、・・・、92の8個あります。
(2)
書き出して解けないこともないですが、若干面倒なので、少し工夫して解きます。
合計11個の1(〇)を各位に配置すると考えます。
まず、百の位に〇を1個配置し、残り10個の〇を百の位から一の位までの各位に配置します。 ←例えば、〇(初めに配置したもの)〇〇〇〇〇〇〇//〇〇〇であれば、803となります。ただし、各位に10個以上の〇を配置した場合を取り除く必要があります。
〇10個と仕切り2個の配置の仕方を考え、そこから、条件を満たさない場合を取り除けばよいから、各位の数の和が11である3桁の整数は、全部で
(12×11)/(2×1)−1−1−1ー2 ←条件を満たさないものは、初めに配置した〇以外の10個の〇をすべて同じ位に配置した場合がそれぞれ1個ずつあり、初めに配置した〇以外の10個の〇のうち9個を百の位に配置した場合が2個(残り1個の〇を十の位か一の位に配置)ありますね。
=61個
あります。
(3)
桁に着目し、場合分けして解きます。
1桁…0個
2桁…8個 ←(1)
3桁…61個 ←(2)
4桁…1□□□、2□□□
(あ)1□□□
(2)と同様に考えます。
10個の〇を百の位から一の位までの各位に配置します。
ただし、10個の〇をすべて同じ位に配置した場合を取り除く必要があります。
この場合は
(12×11)/(2×1)−1−1−1
=63個
あります。
(い)2□□□(2018以下)〜20△△
△△は09、18の2個あります。
したがって、条件を満たす整数は全部で
0+8+61+63+2
=134個
あります。