関西学院中学部2014年算数2日目第3問(解答・解説)
群数列の問題ですね。
分母に着目してグループ分けして、グループごとに縦に並べていきます。
[1]3/3 1個
[2]3/6,6/6 2個
[3]3/9,6/9,9/9 3個
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[〇]には、分母が3×〇で、分子が3×1、3×2、・・・、3×〇の分数(全部で〇個)が並んでいますね。
分母が奇数のグループのときは約分すると1/2になるものはなく、分母が偶数のグループのときは約分すると1/2になるものがただ1つありますね。
分母が偶数のグループというのは、分母が6の倍数のときだから、約分すると1/2になる数のうち7番目の数が出てくるのは、分母が6×7=42のグループ、つまり6×7×1/3=14番目のグループのときで、そのグループの42×1/2×1/3=7番目となります。
したがって、それは、一番左から数えて
(1+2+3+・・・+13)+7
=(1+13)×13×1/2+7 ←等差数列の和の公式((最初の数+最後の数)×個数×1/2)を利用しました。
=98番目
となります。