開成中学校2003年算数第1問(解答・解説)


(1)
点P、Rを(ア)方向からみたときに面EFGHに映る影をそれぞれP’、R’とします(要するに、点P、Rから面EFGHに垂線を下ろしたときの垂線の足をそれぞれP’、R’とするということです)。
(ア)方向から見ると、三角形PQRが角Pが直角の直角二等辺三角形に見えたのだから、三角形P’QR’は角P’が直角の直角二等辺三角形になります。
開成中学校2003年算数第1問(解答・解説)の図1

相似について
相似の頻出パターン


すると、三角形EP’Hと三角形P’QGは合同になる(←1辺とその両端角がそれぞれ等しいから)ので、
  P’G=EH=13cm
  HP’=HG−P’G=20−13=7cm
となります。DP=HP’だから、
  DP=7cm
となります。

(2)
(1)と全く同じ問題です。2回も同じことを聞く必要はないと思うけど・・・(^^;)
点P、Qを(イ)方向からみたときに面ABFEに映る影をそれぞれP”、Q”とします(要するに、点P、Qから面ABFEに垂線を下ろしたときの垂線の足をそれぞれP”、Q”とするということです)。
(イ)方向から見ると、三角形PQRが角Rが直角の直角二等辺三角形に見えたのだから、三角形P”Q”Rは角Rが直角の直角二等辺三角形になります。
開成中学校2003年算数第1問(解答・解説)の図2

すると、三角形AP”Rと三角形ERQ”は合同になる(←1辺とその両端角がそれぞれ等しいから)ので、
  AR=EQ”=20cm
  ER=AP”=DP=7cm
となります。AE=AR+ERだから、
  AE=20+7=27cm
となります。



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