桐朋中学校2007年算数第7問(解答・解説)


3の倍数は3個ごとに現れ、4の倍数は4個ごとに現れるので、12個ごとに同じ繰り返しとなります。
そこで、12個を1セットとして調べつくします。
桐朋中学校2007年算数第7問(解答・解説)の図1

1セットに○が4個(A=4)、△が3個(B=3)、×が6個(C=6)あります。
(1)
  50÷12
 =4・・・2
だから、Nが50のときのAは
  4×4
 =16
となり、Bは
  3×4
 =12
となり、Cは
  6×4+2
 =26
となります。
(2)
  12÷6
 =2
だから、Cがはじめて12となるのは、2セット目の11番目のときだから、Nが
  12+11
 =23
のときとなります。
また、13個目の×が出るのは、3セット目の1番目のときだから、Nが
  12×2+1
 =25
のときとなります。
したがって、求めるNは23と24となります。
(3)
桐朋中学校2007年算数第7問(解答・解説)の図2

NがCの2倍となる(図の☆)のは、1セットに5回あります。
  250÷12
 =20・・・10
だから、NがCの2倍となる(図の☆)ようなNは
  5×20+4
 =104個
あります。
(4)
桐朋中学校2007年算数第7問(解答・解説)の図3

1セットでのAとBの差は0か1(セットの終わりでは1)だから、AとBの差が15となるのは、15セット目の3番目、6番目、7番目、9番目、10番目、11番目、12番目、16セット目の1番目、2番目、4番目、5番目、8番目となります。 ←14セット目までで差が14を超えることはなく、17セット目以降で、差が16を下回ることはないですね。
したがって、Nは12個あり、最も小さい数は
  12×14+3
 =171
となり、最も大きい数は
  12×15+8
 =188
となります。



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