京都女子中学校2011年A算数第5問(解答・解説)
(1)
1以上100以下の4の倍数は
100÷4
=25個
あります。
このうち、1桁の数は4と8の2個、3桁の数は100の1個で、残りはすべて2桁の数だから、2桁の数は
25−2−1
=22個
あります。
したがって、数字は全部で
1×2+2×22+3×1
=49個
並んでいます。
(2)
各位に分けて考えます。
(あ)百の位
百の位は1が1個だけだから、その「和」は1となります。
(い)一の位
一の位は4、8、2、6、0の繰り返しになり、その繰り返しが25÷5=5セットあるから、その和は
(4+8+2+6+0)×5
=100
となります。
(う)十の位
1桁の数と3桁の数は無視できますね。
4の倍数は4個に1個だから、ある数(△)が十の位に現れるのは2回か3回となります。基本的には2回で、3回現れるのは2桁の整数△0が4の倍数のときだけになります。 ←わかりにくければ少し調べてみましょう。
△0が4の倍数となるのは、△が偶数のときだけだから、十の位の数字の和は
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×2+(2+4+6+8)
=45×2+20
=110
となります。
以上(あ)〜(う)より、求める和は
1+100+110
=211
となります。