京都女子中学校2013年B午前算数第5問(解答・解説)


(1)
問題文に複数の具体例があるので、どのようにして数字が出来上がるかはすぐに分かりますね。
7−3=4、7+3=10だから、410となります。
(2)
出来上がる数字が奇数となるのは、選んだ2数の和の一の位が奇数となる場合、すなわち、選んだ2数が偶数と奇数となる場合ですね。 偶数+偶数=偶数、偶数+奇数=奇数、奇数+奇数=偶数
偶数の選び方は2(2×1)、4(2×2)、・・・、14(2×7)の7通りあり、奇数の選び方は1、3、・・・、15の15−7=8通りあるから、全部で7×8=56個あります。
(3)
和の最小値は1+2=3、最大値は15+14=29だから、和で同じ数が並ぶのは11か22だけですね。 上限チェック・下限チェック
差の最小値は1、最大値は15−1=14だから、差で同じ数が並ぶのは11だけですね。 上限チェック・下限チェック!なお、実際には、差で同じ数が並ぶ場合は考える必要はありません。
和が差より大きいことに注目すると、同じ数が並ぶという条件の下では、和の桁数が差の桁数より大きくなります。
結局、考えられるのは以下の2組の場合だけになります。
 差1 和11(和差算を解くと、5と6)
 差2 和22(和差算を解くと、10と12)



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