ラ・サール中学校2003年算数第4問(解答・解説)
(1)
三角形ABCと三角形ADEは相似で、AB:BC:CA=5:3:4だから、AD:DE:EA=5:3:4となります。
したがって、AD=Dとすると、
DE=B
EA=C
三角形ADEの周りの長さ=D+B+C=K
となります。
また、三角形ADEと台形BCEDの周囲の長さが等しいことから、
DB+BC+CE+ED
=K
となります。
三角形DBFの周りの長さは
DB+BF+FD
=DB+BC+CE+ED−(FC+DE) ←すでにわかっている台形BCEDの周りの長さを三角形DBFの周りの長さに近づけることを考えます。
=K−B×2
=E
となります。
したがって、三角形ADEと三角形DBFの周囲の長さの比は
K:E
=2:1
となります。
(2)
三角形ADEと三角形DBFは相似で、相似比は
2:1 ←周囲の長さの比
となるので、
AD:AB
=2:(2+1)
=2:3
となります。
三角形ADEと三角形ABCは相似で、相似比は
2:3
だから、面積比は
2×2:3×3
=4:9
となります。
したがって、三角形ADEの面積と台形DBCEの面積の比は
4:(9−4)
=4:5
となります。